紫式部の邸宅跡であったと言われています蘆山寺へ。今は紫の桔梗が源氏の庭に咲いているとサイトで知り行きました。大河ドラマ「光る君へ」が話題になって、紫式部のゆかりのある場所が、あちらこちらに。。

源氏物語は、瀬戸内寂聴さん著を20年位前に、読みました。光源氏のように華やかな人生を送った人でも悩み苦しみ、思い通りにならないこともあり。。またそれが人生なんですよね。

読んだ当時は、光源氏と頭中将が躍る青海波のシーンや、六条院という大邸宅にゆかりのある女性を住まわせ、正月に晴れ着を送るために選ぶ「衣配り」のシーン。それぞれの女性に似合う色を重ねるのですが、想像すると、楽しくて、このシーンがとても華やかで好きなシーン。そんな華やかなシーンに心躍らせて読み進めたものですが、年を重ねてくると、悩んだり恋焦がれたり諦めたり複雑な心情があらわされたシーンに共感するようになりました。

あんなドラマチックな物語を紡いだ紫式部どんな女性で、どんな人生を過ごしたのか興味津々で、彼女の人生にフォーカスをあてた大河ドラマを観ていますが、益々面白くなってきています。ドラマのほかに紫式部の一生を描いた本を読んで、当時の時代に浸っている今日このころです。

次は滋賀県の石山寺へ行ってみたいです。