12月5日から9日まで3泊4日でベトナムホーチミンへ行きました。
かねてよりクライアント様に出張時には一緒に行きましょうとお誘いをいただいてまして、一度も行ったことがないベトナム、今事務所で取り扱っている案件が増えてきているベトナム。これは行かなきゃ!
クライアント様と技能実習生・特定技能人材の送り出し機関を訪問し、日本語学校を視察させていただきました。
日本は皆様ご存じの通り、少子高齢化でどの業界も人材不足に悩まされています。ベトナムは2054年に人口のピークを迎え、1億979万人まで増加するとの予測。ただし、国内企業数が日本の367万にくらべて、ベトナムは75万と働き口が少ない現状で若いうちからスキルアップをして世界へ目を向けています。その中でも私が訪問させていただいた機関は日本だけに送り出しをしているとのことでした。日本は人材を育てる文化があり、成長できる環境で安定したキャリアを積むことができることが理由とのことでした。
日本語学校では、すでに面接に合格し日本の勤務先が決まっている学生さんたち。日本で働くことに夢いっぱいです。
日本の受け入れ側クライアント様の思いは日頃からよくお伺いしております。日本に来るベトナム側の送り出し機関、日本に来ることに備えて日本語や日本文化を学んでいるベトナムの人たちの側からの思いがよく分かって大変勉強になりました! 行って本当によかったです。
人生をかけて日本にやってくる彼・彼女たちのためにも、将来の展望がもっと望める日本になっていくことが必要だと実感しました。行政書士の仕事を通じて、私ができることは精一杯努めさせていただこうと、ご縁があってこのような仕事をさせていただいていることにも、更に感謝の気持ちが湧きました。
歴史も学びました。
?ベトナム戦争終結の舞台「統一会堂」へ。地下室に軍事施設が残されていて作戦参謀室や爆弾が落とされても大丈夫なつくりの地下室への道や、臨戦時の大統領司令室が、映画でのシーンで見たことがあるような気がしましたが、リアルでした。
?戦争証跡博物館へ。ベトナム戦争の悲惨さを保存している博物館です。戦闘機や爆弾などの遺物、戦場カメラマン、ジャーナリストについて紹介もしています。枯葉剤の犠牲になった人々の写真は、見るのがつらい気持ちになりました。散布されたダイオキシンの影響が当時生きていた人々だけでなく2代、3代にわたり悪影響があることを知りました。2度と起こしてはいけない、後世に伝えるための展示です。
クライアント様ご一行と観光地周り、食事まで大変お世話になりました。観光、ビジネス、歴史までギュギュっと中身の濃い旅でした。
外国人の在留資格申請を扱う行政書士として、また海外へ出る機会があれば、どこでも飛んでいきたいです!