第77回正倉院展、開催されています。今年は奈良国立博物館を支援する結の会のメンバーとして、呈茶席のボランティアの参加をしました。
ギリシャやトルコ、エジプト海外の博物館で見たことがあるガラスの器と同じような、今回の出店物瑠璃杯のブルーの煌めき。昔、シルクロードをわたって文化が日本にやってきたことに思いを馳せます。図録を読んでみると青いガラス器はシリアやエジプトから伝来され、このように丸い飾りがついている類似したガラス器が韓国や中国で見つかっているとのこと。東西に交流があった証ですね。
今年は香木の蘭奢待も展示されていますし、大仏の開眼会で大仏に目を書いたのではと思われる筆の展示もされています。



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