地域密着型サービス事業とは、認知症高齢者や独居高齢者の増加等を踏まえて、高齢者が要介護状態になっても、できるかぎり住み慣れた地域での生活を継続できるようにする観点から、原則として日常生活圏域内でサービスの利用や提供が完結できるサービスとして設定されているものです。

日常生活圏域とは、市町村域をいくつかの圏域に分け、その圏域ごとに介護保険サービスのニーズの在り方や提供するサービス量を見込んだり、地域福祉の推進を図ったりすることがもとめられています。各市町村では、市域の面積や人口、地理的条件、公共交通機関や道路の整備状況、公共施設などの社会的条件の他、地域活動の活動単位、住民の地域に対する意識、介護保険サービス事業者の立地状況を勘案しながら、設定されています。

この地域密着型サービスは、保険者である市町村が指定を行い、サービスの利用は原則として市町村内の住民(被保険者)のみが対象となります。

この事業者の指定については、市町村単位で計画され、まずは事業者申込み後、事業者を選定します。

当事務所では、この事業者申込みから、サポートさせていただいております。