テレビ番組の「世界ウルルン滞在記」が先週末終了したのを拝見しました。私のウルルン滞在記も思い出しました。

夫の駐在に伴って3年少し住んだサウジアラビアでは、外国人居住区として、塀で囲まれたコンパウンドに住んでいました。コンパウンドの中にテニスコートやプール、コンビニ、ジムなどが設備されていて、自由に外にでることができなくても(女性は運転を禁じられていたので)中で楽しめるようになっていたのです。住民で様々なカルチャー教室を開催して参加していました。ドイツ人インストラクターのエアロビクスレッスン、ヨルダン人のアラブ料理教室、カナダ人のパッチワーク教室、テニスのコーチはインド人、隣は日本の某Jリーグの監督経験のあるブラジル人(子どもが日本語で遊ぼうと声をかけてきてびっくりしました。) 当時日本の幼稚園がなかったので、イギリスのインターナショナルスクールに長女を通わせていたため知り合えたママ友はイギリス、カナダ、レバノン、アメリカ、韓国、フィンランド、イタリア、スペイン、ギリシャなど。ママ友同士で、料理を教えあったときのこと。ちらし寿司用にきゅうりの板ずりをしたら「ワー ニューテクニック!」と大騒ぎでした。ポットラックパーティーでは巻き寿司は人気ですぐになくなりました。ハロウイーンやクリスマス、イードホリディなどのパーティも楽しい思い出です。

書ききれないほど色んなことがありました。日本に帰国する当日はみんなに別れの挨拶をきちんとしたかったので、泣くことを我慢していたのが、空港へ行く途中の車中から涙が止まらなかったのを思い出します。